エフィエント錠をプラビックス錠で代用する場合の同等量は?

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エフィエント錠は、プラビックス錠(クロピドグレル)で代用できますか?エフィエント錠とプラビックス錠同等量は?

内服薬

『エフィエント』は、効果の個人差が大きかった『プラビックス』を改良した薬。『エフィエント(一般名:プラスグレル)』と『プラビックス(一般名:クロピドグレル)』は、どちらも血液をサラサラにする抗血小板薬です。

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Contents

プラスグレルは、クロピドグレルで代用可能?

回答:代用可能です。

理由

換算値

エフィエントの常用量3.75mgはプラビックスの常用量である75mgと同等量と考えてよいでしょう。

エフィエントの特徴

『エフィエント』は、効果の個人差が大きかった『プラビックス』を改良した薬。『エフィエント(一般名:プラスグレル)』と『プラビックス(一般名:クロピドグレル)』は、どちらも血液をサラサラにする抗血小板薬です。

作用機序

『エフィエント』は、「CYP2C19」が働くか働かないかに関わらず、安定して同じ効果を発揮します。また、「CYP2C19」以外の代謝酵素の影響や、肝機能・腎機能、喫煙の有無などによっても差は生じないことが確認されています。

遺伝的素質や持病などによって効き目に個人差が生じないよう、より安定した効果が得られるように『プラビックス』を改良した薬です。ただし、新薬であるため、適応症も少なく「心臓」領域にしか適応症はありません。

プラビックスの特徴

副作用の少ない薬ですが、よく効く人とあまり効かない人が居るなど、効き目に個人差が大きいことが問題でした。使用実績や適応症の広さは『プラビックス』の方が優れています。世界でも広く使用され、使用実績の豊富な薬です。そのため、「脳」・「心臓」・「末梢」の3つの領域で適応症を持っています。

作用機序

『プラビックス』は、そのままの構造では薬として作用しません。吸収された後、主に肝臓の代謝酵素「CYP2C19」による代謝を受けて初めて、薬としての作用を発揮するようになります。ところが、この「CYP2C19」は、日本人の約20%で欠損していて働きません。そのため、同じ日本人であっても「CYP2C19」が働く人と働かない人の間で、『プラビックス』の効果に最大で2倍程度の差が生じることが報告されています。

まとめ

つまり、『エフィエント』は遺伝的素質や持病、生活習慣などによって効果に個人差が出にくい、多くの人に安定した効果を発揮する薬と言えます。

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