2020年1月– date –
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お薬情報
成人スチル病の診療とトシリズマブ
成人スチル病講演会を拝聴して 【成人スチル病(ASD)とは】 成人スチル病(Adult Still’s Disease:ASD)とは、発熱・皮疹・関節症状を主な症状とする全身性の炎症疾患で、16歳以上において小児のスチル病(全身型若年性特発性関節炎、Systemic Juvenile I... -
お薬情報
細胞膜受容体とシグナル伝達
【受容体、細胞内情報伝達系】 受容体の分類 細胞膜受容体 ●イオンチャネル内蔵型 ●Gタンパク質共役型 ●チロシンキナーゼ関連型 ●グアニル酸シクラーゼ共役型 細胞内受容体 ●細胞質受容体 ●核受容体 イオンチャネル内蔵型受容体 ・ニコチン受容体 ・GABAA... -
医薬品Q&A
骨粗鬆症治療薬 服用しづらいとき潰していいの?
【粉砕・胃瘻投与の適否】 アルファカルシドール錠0.5μg(アルファカルシドール) 粉砕:可 有効成分アルファカルシドールは、空気又は光によって変化する。 無包装状態における安定性は、25℃75%RH の湿度条件下において、30 日目までいずれの試験... -
お薬情報
ステロイド剤について
ステロイド剤の種類 静注製剤では薬剤利用率が経口より劣る可能性があると言われており、10%程度増量することがすすめられている。また、ソルコーテフ等は半減期が短いため、最低1日2回投与が望ましい。 用法・用量 経口ステロイド療法としてプレドニゾ... -
お薬情報
副腎皮質ホルモンについて
副腎とは 名古屋大学医学部付属病院 乳腺・内分泌外科 副腎 より 副腎とは左右の腎臓の上部に位置している。 副腎は皮質と髄質からなる。 渡辺皓:解剖学.図解ワンポイントシリーズ1 p.158 医学芸術社、2003より改変 副腎皮質の主な作用 生理・薬理... -
お薬情報
サイトカインについて
サイトカインとは 細胞から分泌されるタンパク質であり、細胞間相互作用に関与する生理活性物質の総称です。標的細胞にシグナルを伝達し、細胞の増殖、分化、細胞死、機能発現など多様な細胞応答を引き起こすことで知られています。免疫や炎症に関係した分... -
お薬情報
抗RANKL薬
薬の効果と作用機序 【骨のバランス】 健康な骨 骨は絶えず古い骨から新しい骨に生まれ変わり 「新陳代謝」をしてバランスが保たれています。 骨粗鬆症の骨 第一三共株式会社 骨粗しょう症の新しい治療 プラリアについてより 骨... -
お薬情報
抗てんかん薬について
抗てんかん薬の分類 興奮系抑制薬と抑制系増強薬とに分類されます。 【神経性アミノ酸とは】 哺乳動物の中枢神経系で神経伝達物質ではないかと考えられているアミノ酸がある。 神経性アミノ酸は、2種類、興奮性と抑制系アミノ酸に分類されます。 興奮性 グ... -
お薬情報
白血球の分類と働き
白血球の分類 その他 好中球産生に顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)、赤血球産生にエリスロポエチン(EPO)、血小板産生にトロンボポエチン(TPO)が重要です。赤血球の産生を刺激する因子として、エリスロポエチンが知られています。赤血球が減少して組織... -
お薬情報
デュロキセチン(サインバルタ)について
痛みとは 【痛みの伝わり】 データインデックス株式会社 薬の効く仕組み~「うつ病にも痛みにも効く薬」『デュロキセチン』より引用 末梢で熱や圧迫、炎症部位で発生するブラジキニンにより侵害受容器が刺激され、上行性痛覚伝達路(1次ニューロン、2次ニ...
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