ブラザー 家庭用インクジェットプリンターのおすすめは?

ブラザー,DPC-J983N

ブラザー 家庭用インクジェットプリンターのおすすめは?

インクジェットプリンター

 

最近ではご家庭でも使う機会が多くなっている便利な『プリンター』。エプソン・キヤノン・ブラザーをはじめとする主要メーカー他、さまざまな製品がリリースされています。購入する際にはしっかりと特徴を確認することが重要ですが、どれもこれも似たり寄ったりでよくわからないと思う方がほとんどだと思います。

そこで今回は2018年に私が推薦するおすすめのインクジェットプリンターを3機種ご紹介。一番経済的だと思うポイントも解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

家庭用インクジェットプリンターおすすめ

【第1位】 brother(ブラザー)DPC-J983N


      DCP-J983N

こちらがbrother(ブラザー)PRIVIO(プリビオ)DCP-J983N 大容量インクモデル。
DCP-J973N多機能モデルのインクが大容量になったものです。

低インクコスト

やっぱり1番の売りは
低インクコスト』でお得にプリント
まず、同メーカーDCP-J973NとDCP-J983Nで比較(参考:brotherメーカーカタログより)

比較表
A4文書 DCP-J973N DCP-J983N
1枚あたりのインクコスト カラーインク 8.4 4.6
ブラックインク 2.7 1.0
1回のインク交換で印刷できる枚数 カラーインク 500 1,230
ブラックインク 375 2,340
L判写真    
1枚あたりのインク・用紙合計コスト 18.6 15.1
1回のインク交換で印刷できる枚数 199 400

※ランニングコストの算出にあたりインクカートリッジ及び専用紙の価格はオンラインショップ「ブラザーダイレクトクラブ」
(
http://direct.brother.co.jp/top/)の2017年9月時点における各色単体価格(税込)から税抜価格を算出したものを使用しています。

オンラインショップの価格(ブラザーオンラインHPより)
LC21EC
1,620円
LC21EM
1,620円
LC21EY
1,620円
LC21EBK
2,376円
 
LC21E-4PK
7,020円

価格COM最安値

実際に2018年8月時点で価格COM最安値は4色パック(LC21E-4PK¥5,543で、オンラインショップ「ブラザーダイレクトクラブ」より約1,500円ほど安いため、さらにランニングコストは下がると思われます。

プリンター本体価格

通常価格:44,280円、2018年8月時点で価格COM最安値は24,400円で他メーカー同スペックモデルからすると格段に安いと思います。

主な機能紹介

使い終わったインクを1色づつ交換できる「4色独立カートリッジ」を採用。前面インク交換で面倒なインク交換もワンタッチ。簡単に入れ替えできます。また、ブラックインクは、文書に強い顔料ブラックインクを採用したことで文字がにじみにくく小さい文字でも見やすくなっています。

コピーやスキャンなどの原稿を複数枚連続で読み取りできる「ADF(自動原稿送り装置)」を採用。これは、他メーカー同スペックにはない機能の一つでブラザーだけ。

無線LANルーター不要、プリンターと直接接続できる「Wi-Fi Direct」。Wi-Fi機能搭載のスマホやタブレットなら自宅に無線LAN環境がなくても直接印刷できます。もちろん、無線LANルーターがあれば「無線LAN」接続し、パソコン、スマホ、タブレットからの印刷も可能です。

カラーインクが急に切れても大丈夫「クロだけ印刷」。カラーインクが切れても、最長30日間は、黒インクのみを使用したモノクロ印刷が可能です。
※用紙の設定によっては、できない場合あり。
※電源コードを抜いたり、空になったインクカートリッジを取り外した場合は、新しいインクカートリッジを取り付けるまで印刷できません。

その他多彩な便利機能搭載

CD/DVD/BDレーベルプリント・・・本体付属のブラザー純正アプリを使ってレーベル面に写
                 真やタイトルを直接プリントできます。

ダイレクトプリント・・・・・・・・本体にメモリーカードやUSBフラッシュメモリーを直接
                 入れることでパソコンなしでも写真や画像をプリントで
                 きます。

自動両面プリント・・・・・・・・・用紙の使用量が半分となり節約

インク節約モード・・・・・・・・・インクの消費量を50%抑えます。

デメリット

ここまでは、DCP-J983Nの良いところだけを紹介しましたが、デメリットと気になる点も紹介します。

  1. 他のメーカーがブラック・カラーインク5~6色を採用することでより細かな色を作り出すのに対し、4色インクのため写真画質がやや劣る
  2. インクの市場が少ないため、ディスカウントストアや家電量販店に在庫していないことがある。
  3. 無線LANでIEEE802.11nのみ。
  4. 2段給紙を手動で切り替え
  5. 2016年08月発売なのでそろそろ新しい機種が出そう。

【第2位】EPSON(エプソン)エコタンク搭載モデル
EW-M770T

     EW-M770T

業界No.1の低インクコスト

こちらは、EPSON(エプソン)エコタンク搭載モデルEW-M770Tです。業界No.1の低インクコストを実現したモデルです。その差は一目瞭然。先ほどのブラザーPRIVIO CP-J983Nと比較

比較表
A4文書 DCP-J983N EW-M770T
1枚あたりのインクコスト カラーインク 4.6 1.3
ブラックインク 1.0 0.5
1回のインク交換で印刷できる枚数 カラーインク 1,230 5,000
ブラックインク 2,340 8,000
L判写真    
1枚あたりのインク・用紙合計コスト 15.1 6.0
約1年間交換不要のワケ

ケタ違いの「低インクコスト」と「1回のインク交換での印刷枚数」です。インク満タンでA4カラー文書をひと月あたり300ページプリントした場合、約1年間交換不要です。一般家庭ならこんなに印刷しないと思いますのでまずインク切れによる中断期間や買いに行く手間・ストレスが軽減できると思います。

まだ解りづらい方に、どれだけ凄いかといいますと、
カートリッジ(黒6本、カラー各12本×3色)=エコタンクボトル各1本:計5本

参照:EPSON HOMEPAGEより(https://www.epson.jp/products/ecotank/concept/)

ところで、インクの価格なのですが、ボトルを採用したことで単価も安い。
オンラインショップ「エプソンダイレクトショップ」(https://shop.epson.jp/supply/ink/)での価格

インクボトルマラカス®
販売価格(税込)¥2,592

インクボトル HNA-Y
販売価格(税込) ¥1,296

インクボトルHNA-C
販売価格(税込) ¥1,296

インクボトルHNA-M
販売価格(税込) ¥1,296

インクボトルHNA-PB
販売価格(税込) ¥1,296

価格COM最安値

2018年8月時点で価格COM最安値は、マラカス(MKA-BK)1,713円、各カラー色780円でランニングコストも超安いです。

5色セット商品はありませんが、5色購入したとしても4,833円です。インク満タンで1年交換不要、さらに5色交換したとしても5,000円以下と言うのは驚きのエコモデルです。

ところで、インクがこんなに安いと画質は落ちるんじゃない!!と思われると思いますが、このモデルは顔料の「くっきりブラック」に加えて、染料のフォトブラック、2つのブラックを搭載することでクッキリした画像を再現できるようになっています。

また、エプソンの多くは「つよインク」が使用されています。“300年たっても写真プリントがそのままに”と言われているくらい写真や印刷物の劣化が少ないです。

プリンター本体価格

「プリンター本体価格」ですが、通常販売価格(税抜) ¥59,980、2018年8月時点で価格COM最安値は52,126円で他メーカーからするとかなり高価なプリンターです。

しかし、例えばエプソン製カートリッジ方式インクジェットプリンター(PX-M650F) 通常販売価格(税抜)¥15,200で使用するEPSON 純正インクカートリッジ IC4CL78 4色セットの価格が約6,500~7,000円くらいです。

7~8回交換すると機器本体価格と印刷枚数に係るインクコストは「エコタンク搭載モデルEW-M770T」と変わらなくなります。今まで使用していたインクジェットプリンターのカートリッジってほんとすぐに無くなるので7~8回はあっという間と言う方はすぐに本体価格は回収できると思います。

主な機能紹介

こちらも前面に「独立インクタンク搭載」。補充も残量確認もカンタンです。インク補充がしやすいのはもちろん、ひと目で残量が確認できます。

インク注入は「挿すだけ満タン」インク方式を採用しているため、スクリュー式のボトルキャップを開けて挿すだけで、カンタンにインクの補充が開始されます。満タンになると自動的に補充が完了するので、手も汚れにくく、手間がかかりません。また、タンクとインクボトルの注入口の形状が色ごとに異なるので、入れ間違いが起こりません。

ご自身で交換可能なメンテナンス可能な「廃インクボックスを搭載。今までは「廃インクパッド」はエプソンに修理に出さなければ取り替えられませんでした。しかも有料。

前面2段給紙トレイ」には上下にサイズの異なる用紙をセット可能。プリント用途が変わっても使うたびに用紙を入れ替える手間を軽減できます。しかもパソコン側で自動切り替え可能。

その他便利機能

自動両面プリント・・・・・・・・・・大量プリントにおいて用紙の節約

ディスクレーベルプリント・・・・・・仕事でのデータ納品時などに便利

スマホの画像やデータをプリント・・・無線・有線LAN、Wi-Fi Direct®に対応。スマホ
                  やタブレット端末のデータもカンタンにプリント
メモリーカードスロットを搭載・・・・パソコンを介することなく写真データをダイレクト
                  にプリント可能

デメリットと気になる点

  1. 何といってもその価格。他の同スペックプリンターと比べてもが高すぎる。通常プリンターの寿命が3~5年と言われているため、なお更手が出ない。
  2. ボトル式インク。そもそもインクは空気に触れると固まりやすい。また、補充するときにインクが手につくことがある。カートリッジ方式は全くその心配がない。

【第3位】キャノンG3310

       G3310

大容量インク搭載プリンター

キャノンもエコタンク(大容量インク)搭載プリンターG3310を発売しました。もともとCanonのエコタンクは、中国など海外で販売されていました。エプソンやブラザーを意識して日本で発売に踏み切ったのではと思います。

海外で発売されていたものをそのまま変更なしにビジネスモデルとして発売したことにはとても残念に思います。

よって、この製品仕様は上記2機種と比較するとインクコスト以外では特に魅力がありません。また対応するOSは日本では現在Windowsのみとなっているので、Macユーザーの方はご注意ください。

とはいえ、せっかくなので紹介します。

インクコストを比較

A4文書 DCP-J983N EW-M770T G3310
1枚あたりのインクコスト カラーインク 4.6 1.3 0.8
ブラックインク 1.0 0.5 0.3
1回のインク交換で印刷できる枚数 カラーインク 1,230 5,000 7,000
ブラックインク 2,340 8,000 6,000
L判写真      
1枚あたりのインク・用紙合計コスト 15.1 6.0

 

購入時に使用頻度の高い顔料ブラックのインクボトルを2本同梱しているので、同梱インクだけでたっぷりプリントできます。

参照:Canonサイトより

インクコスト

気になるインクコストですが、Canonオンラインショップでの販売価格は、
インクボトル GI-390ブラック:1,720円、インクボトル GI-390シアンインクボトル GI-390マゼンタインクボトル GI-390イエロー:各1,120円です。

価格COM最安値

2018年8月時点で価格COM最安値は、マラカス(MKA-BK)1,713円、各カラー色780円でランニングコストも超安いです。GI-390ブラック:1,280円、カラー各種:1,020円です。

本体価格ですが、Canonオンラインショップでの販売価格では、39,880円、2018年8月時点で価格COM最安値は、34,950円。

本体価格は、にエプソン・ブラザーの中間といったところでしょうか?

主な機能紹介では他のメーカーとあまり変わりないのですが機能が劣る点だけ挙げると、液晶パネルが「1.2型モノクロ液晶」「自動両面印刷(非対応)」「カードスロット(非対応)」となっています。

まとめ

この3機種でインクコスト・機能面・画質を考えるとエプソンが最有力候補と思われるのですが、本体価格がとにかく高い。

例えば今回紹介させていただいたブラザー・エプソン・キャノン本体価格で差額が一番大きいのは、30,000円なります。耐久性を考えると数年使用して壊れたとき、差額の値段以上にインクを使用していればエプソンEW-M770Tの魅力が大きいと思います。

しかし、初期投資でプリンターに5万円はちょっと考えてしまいますね。

また、Canonのエコタンクは日本に上陸したばかりなので、実用性に関してはこれからに期待したいと思います。

と言うことで、私は初期投資も安く、ランニングコストも普通のインクジェットプリンターと比較にならないほど安いブラザーPRIVIO(プリビオ)DCP-J983Nにしました。

皆さんの参考になればと思い紹介させていただきました。

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