心室性期外収縮での静注用キシロカイン2%5mlの使用方法

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心室性期外収縮での静注用キシロカイン2%5mlの使用方法

点滴

抗不整脈薬「点滴用キシロカイン10%」の限定供給は2005年10月末日をもって終了。

本来、点滴用キシロカイン10% (アストラゼネカ) ※希釈して用いる
10%10mL1管 心電図の連続監視下に1~2mg/min で点滴静注[ 4mg/min まで ] となっていました。

現在、使用できるリドカイン注射液としては、リドカイン注射液 静注用キシロカイン2%のみとなります。

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Contents

危険な心室性期外収縮で、緊急の治療が必要な時の静注用キシロカイン2%5mlの使用方法を教えてください。

投与速度・調整方法 

投与速度

※ 反復投与する際,1時間内の基準最高投与量は 300mg
2%5mL1管50~100mg( 1~2mg/kg ) を1~2分間で緩徐に静注
効果が認められない場合は5分後に同量を投与効果の持続を期待する時は10~20分間隔で同量を追加投与 となっています。

 調整方法

点滴用キシロカイン10%10mlを静注用キシロカイン2%5mlで代用する場合

キシロカイン10%の場合、心電図の連続監視下に1~2mg/min で点滴静注[ 4mg/min まで ]であるため、静注用キシロカイン2%5mlで換算すると、0.05ml~0.1ml/minとなる。[ 0.2ml/minまで] 4mg/minで使用したとすると25分で1A使用となる。
点滴静注となると生食250ml+キシロカイン2%5ml10Aで、0.2ml/minで落とすと20.8時間となる。 1000mg~1500mg/日使用する。

2%リドカイン液5ml×15Aを生食と混合し、250mlにして、2mg/分で点滴静脈注射の処方の際の1分あたりの注入速度は?

2%リドカイン5mlにはリドカイン100mg入っています。100mg×15Aではこの250mlの混合液にはリドカイン1500mgが入っているわけです。ということはこの混合液は1500mg÷250ml=6mg/mlの濃度ですからリドカインを2mg/分で注入したいなら1分に0.3ml注入すればいいわけです。

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